小川未明 『春になる前夜』 そのうちに冬も老けて、だんだん春に近づいてまいりました。 ある日のこと、西南の空のすそが、雲切れがして、そこから、なつかしいだいだい色の空が、顔を出していました。 すずめは、木の枝に止まって、じっとその方を見てぼんやりとしていました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア