夏目漱石 『それから』 見ると、奇麗に掃除が出来ている。 落椿も何所かへ掃き出されてしまった。 代助は花瓶の右手にある組み重ねの書棚の前へ行って、上に載せた重い写真帖を取り上げて、立ちながら、金の留金を外して、一枚二枚と繰り始めたが、中頃まで来てぴたりと手を留めた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア