義坊は、おどろいて急に手を引っこめて、ちょうのするさまをじっと見守っていました。
ちょうは花にとまって、羽を休めたかと思うと、また舞い上がって、煤煙と物音で、かきにごされている空を、どこともなく飛んで消えてしまいました。
その行方を見送りながら、義坊はぼんやりとして、不思議に思ったのです。
義坊は、おどろいて急に手を引っこめて、ちょうのするさまをじっと見守っていました。
ちょうは花にとまって、羽を休めたかと思うと、また舞い上がって、煤煙と物音で、かきにごされている空を、どこともなく飛んで消えてしまいました。
その行方を見送りながら、義坊はぼんやりとして、不思議に思ったのです。