道ばたの露店は、たいてい戦災者か、復員した人たちの、生活をいとなむのでありました。
勇吉は、おかあさんと、毎日ここへでて、ろうそくや、マッチや、うちわなどをならべて、あきなっていました。
その前を通る人の中には、よごれた服をきて、まきぎゃはんをはき、おもそうなリュックをしょい、いま戦地から、もどったばかりというふうな人もありました。
道ばたの露店は、たいてい戦災者か、復員した人たちの、生活をいとなむのでありました。
勇吉は、おかあさんと、毎日ここへでて、ろうそくや、マッチや、うちわなどをならべて、あきなっていました。
その前を通る人の中には、よごれた服をきて、まきぎゃはんをはき、おもそうなリュックをしょい、いま戦地から、もどったばかりというふうな人もありました。