正ちゃん、あとの二匹をかわいがってやろうね。
と、兄さんは、底の方にかくれるようにしている魚をのぞきながらいいました。
正二は、自分たちのいった川は、いま冷たい水が、ゴウゴウと音をたてて流れているだろうと思うと、あとの二匹をその川へ逃がす気にもなれなかったのです。
正ちゃん、あとの二匹をかわいがってやろうね。
と、兄さんは、底の方にかくれるようにしている魚をのぞきながらいいました。
正二は、自分たちのいった川は、いま冷たい水が、ゴウゴウと音をたてて流れているだろうと思うと、あとの二匹をその川へ逃がす気にもなれなかったのです。