と、いっしょに、お父さんの話を聞いていらしたお母さんが、いいました。
「また、船室へ入って、すみからすみまで、懐中ランプで照らして、さがしたけれど、やはり一人の死体も見つからない。
まったくおかしなことがあるものだと思って、あきらめて出ようとしたとたん、ちょっと上を見ると、八人の死体が、ぴったりと天じょうについて、じっと自分の方を見下ろしていた。
と、いっしょに、お父さんの話を聞いていらしたお母さんが、いいました。
「また、船室へ入って、すみからすみまで、懐中ランプで照らして、さがしたけれど、やはり一人の死体も見つからない。
まったくおかしなことがあるものだと思って、あきらめて出ようとしたとたん、ちょっと上を見ると、八人の死体が、ぴったりと天じょうについて、じっと自分の方を見下ろしていた。