小川未明 『火事』 この時刻には、ポンプの走る音が方々でしていた。 けれど火の手は、なかなか衰えそうにも見えなかったのです。 先刻までまったくなかった風が、意地悪く出はじめて、寒気が募り、長く北窓を開けてはいられませんでした。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア