小川未明 『風七題』 けれども、兄さんは、帰ってきませんでした。 子どもは、かなしみをこらえて、田んぼの細道を、わが家の方へもどりました。 青田の上を、わたる風が、光の波をつくり、さっきの、きれいな人のまぼろしがうかぶと思うと、はかなく、きえてしまいました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア