小川未明 『風はささやく』 高窓の障子の破れ穴に、風があたると、ブー、ブーといって、鳴りました。 もう冬が近づいていたので、いつも空は暗かったのです。 まだ幼年の彼は、この音をはるかの荒い北海をいく、汽船の笛とも聞きました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア