そして、そのため自分は木から落ち、びっことなったにかかわらず、その苦痛は忘れられて、ただ美しい鳥に対し、限りないいとしさと悲しみがつのるばかりでした。
「あのとき、もち棒があれば、とれたかもしれぬ。
くちおしく思うけれども、また、子供の時分のことで、よく飼い方も知らぬから、殺せばかわいそうだったとも考え、かえって逃げたのを喜ぶ心にもなるのでした。
そして、そのため自分は木から落ち、びっことなったにかかわらず、その苦痛は忘れられて、ただ美しい鳥に対し、限りないいとしさと悲しみがつのるばかりでした。
「あのとき、もち棒があれば、とれたかもしれぬ。
くちおしく思うけれども、また、子供の時分のことで、よく飼い方も知らぬから、殺せばかわいそうだったとも考え、かえって逃げたのを喜ぶ心にもなるのでした。