隠れんぼをすると、お時は、ぞうりをふところに入れて、家の前にあった大きなしいの木に登ったものだ。
風があって、枝が、ゆらゆら揺れているのに、てっぺんまで上るのだから、だれも見つけたものがなかったのだ。
男の子とけんかをしても、泣いたことのない勝ち気な子だったが、どうしたろうか。
隠れんぼをすると、お時は、ぞうりをふところに入れて、家の前にあった大きなしいの木に登ったものだ。
風があって、枝が、ゆらゆら揺れているのに、てっぺんまで上るのだから、だれも見つけたものがなかったのだ。
男の子とけんかをしても、泣いたことのない勝ち気な子だったが、どうしたろうか。