そして、おれが、戸をあけて、店へ足を入れると、さびしそうに、それまで立ちどまって見ていた黒は、呼びとめても、後もふり向かずとっとと、もとの道をもどっていくのだ。
おれは、かわいそうで、どうしようもなかった。
床へ入っても、黒のことばかり考えて、その姿が目にうかんで眠られなかった。
そして、おれが、戸をあけて、店へ足を入れると、さびしそうに、それまで立ちどまって見ていた黒は、呼びとめても、後もふり向かずとっとと、もとの道をもどっていくのだ。
おれは、かわいそうで、どうしようもなかった。
床へ入っても、黒のことばかり考えて、その姿が目にうかんで眠られなかった。