夏目漱石 『それから』 これでは頼もしくないと思いながら、猶局部々々に眼を付けて吟味していると、突然嫂が這入って来た。 「おや、此所にいらっしゃるの」と云ったが、「一寸其所らに私の櫛が落ちていなくって」と聞いた。 櫛は長椅子の足の所にあった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア