小川未明 『しいたげられた天才』 彼は、停車場への道を急ぎつつ、ふり返って、一日として見なかったことのない、山々をながめました。 雲が出ていて、剣ガ嶺だけが、隠れていました。 彼は、日ごろ敬慕する山だけに、姿が見えなかったけれど、別れを惜しむよう、頭を下げました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア