この朝、母のいいつけで用たしにいく途中でした。
いまゆかいそうに、とんでいった、小さな子どもたちの姿を見て、かれは、自分にもかつてあんな時代があったと思うと、そのころのことが、一つ一つ目に浮かんで、すべて楽しいことばかりだったような気がしました。
ことに、父親が、戦争にいかず、家ではたらき、また家も焼けなかったら、その楽しい生活は、いまでもつづいて、自分は、しあわせであったろうと思うのでした。
この朝、母のいいつけで用たしにいく途中でした。
いまゆかいそうに、とんでいった、小さな子どもたちの姿を見て、かれは、自分にもかつてあんな時代があったと思うと、そのころのことが、一つ一つ目に浮かんで、すべて楽しいことばかりだったような気がしました。
ことに、父親が、戦争にいかず、家ではたらき、また家も焼けなかったら、その楽しい生活は、いまでもつづいて、自分は、しあわせであったろうと思うのでした。