小川未明 『谷間のしじゅうから』 しじゅうからは、むべとかえでのことを思い出して、飛んできたのでした。 すでに谷川の水の飛沫のかかるこずえは紅葉をして夏はいきかけていました。 とちのきも、しらかばの木も、黙々として、やがてやってくる凋落の季節を考えているごとくでありました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア