兄は、こんなようなたそがれが、大好きであったと思うと、いまごろ、どこかの島で、この空を見てるのでなかろうかと、ひとりでに、目の中のくもることがありました。
わたしは、せめて、この真心の、兄に通ずるようにと、ハーモニカを吹いたのでした。
また、あらしの日にも、兄のしたごとく、浜辺へ出て、鳴らしました。
兄は、こんなようなたそがれが、大好きであったと思うと、いまごろ、どこかの島で、この空を見てるのでなかろうかと、ひとりでに、目の中のくもることがありました。
わたしは、せめて、この真心の、兄に通ずるようにと、ハーモニカを吹いたのでした。
また、あらしの日にも、兄のしたごとく、浜辺へ出て、鳴らしました。