しかし、兄のハーモニカが、ここにありながら、それを愛する兄の、いないということは、考えるとさびしいかぎりでした。
その翌年の夏には、公報こそ入らなかったけれど、兄の戦死は、ほぼ確実なものとなりました。
ある日、わたしは、波打ちぎわで、清ちゃんと遊んでいました。
しかし、兄のハーモニカが、ここにありながら、それを愛する兄の、いないということは、考えるとさびしいかぎりでした。
その翌年の夏には、公報こそ入らなかったけれど、兄の戦死は、ほぼ確実なものとなりました。
ある日、わたしは、波打ちぎわで、清ちゃんと遊んでいました。