と、魚たちは、清らかに、月のさし込む、ガラスばちの中で話をしていました。
月ばかりは、昔から、今日まで、なにを見ても、悲しむこともなければ、また喜ぶこともなかったのです。
さながら、つんぼで、おしの女のように、ただ、じっと、この世の中の有り様をみつめているばかりでした。
と、魚たちは、清らかに、月のさし込む、ガラスばちの中で話をしていました。
月ばかりは、昔から、今日まで、なにを見ても、悲しむこともなければ、また喜ぶこともなかったのです。
さながら、つんぼで、おしの女のように、ただ、じっと、この世の中の有り様をみつめているばかりでした。