月ばかりは、昔から、今日まで、なにを見ても、悲しむこともなければ、また喜ぶこともなかったのです。
さながら、つんぼで、おしの女のように、ただ、じっと、この世の中の有り様をみつめているばかりでした。
ある日、つばめは、カンナの花や、さるすべりの花が、赤々と咲いている、公園を飛んでいて、ふと魚たちのことを思い出しました。
月ばかりは、昔から、今日まで、なにを見ても、悲しむこともなければ、また喜ぶこともなかったのです。
さながら、つんぼで、おしの女のように、ただ、じっと、この世の中の有り様をみつめているばかりでした。
ある日、つばめは、カンナの花や、さるすべりの花が、赤々と咲いている、公園を飛んでいて、ふと魚たちのことを思い出しました。