小川未明 『とうげの茶屋』 あのときの、冷たい地面に漂う朽ちかけた葉の、なつかしい香りが、いまも鼻先でするようです。 帰ると、おばあさんも、まだ達者だったから、すぐなべへ入れて、火にかけました。 いま鳴く、鳥の声が、そのときのことを、しみじみと思い出させるのでした。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア