小川未明 『どこかに生きながら』 と、姉と妹は、顔を見合わせました。 あの屋根から、屋根を、子供をつれて歩いていた、やせた母ねこの姿が、二人の目にはっきりと浮かびました。 子ねこは、遠くの方まで、母を捜しにいったとみえ、風のとぎれに、そのなく声が、かすかにきかれました。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア