「ほんとうに、そうです。
と、みつ子は、深く感じたので、丁寧に頭を下げて、交番を出ましたが、道を歩きながら、もし、その主人というのが、薄情で、もののわからぬ人物であったらどうであろう。
自分のしかられたことを恨みにもって、かえって哀れな小僧さんをいじめはしないかしらと考えると、やさしいみつ子の心にはまた新しい心配が、生じたのでした。
「ほんとうに、そうです。
と、みつ子は、深く感じたので、丁寧に頭を下げて、交番を出ましたが、道を歩きながら、もし、その主人というのが、薄情で、もののわからぬ人物であったらどうであろう。
自分のしかられたことを恨みにもって、かえって哀れな小僧さんをいじめはしないかしらと考えると、やさしいみつ子の心にはまた新しい心配が、生じたのでした。