代助は、何事によらず一度気にかかり出すと、何処までも気にかかる男であった。
しかも自分でその馬鹿気さ加減の程度を明らかに見積るだけの脳力があるので、自分の気にかかり方が猶眼に付いてならない事があった。
三四年前、平生の自分が如何にして夢に入るかと云う問題を解決しようと試みた事があった。
代助は、何事によらず一度気にかかり出すと、何処までも気にかかる男であった。
しかも自分でその馬鹿気さ加減の程度を明らかに見積るだけの脳力があるので、自分の気にかかり方が猶眼に付いてならない事があった。
三四年前、平生の自分が如何にして夢に入るかと云う問題を解決しようと試みた事があった。