小川未明 『はととりんご』 すでに自転車は遠くなって、こちらを向く顔だけが、白く見えました。 新吉は、りんごを拾い上げると、にっこり笑って、その冷たい紅いくだものを自分のほおに押しあてて、あくまで、北国の畠に生まれた、高いかおりをかごうとしたのであります。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア