しかるに歴史に束縛されるとこの分類が旨く行かない。
なぜと云うと文学史で云う何々主義と云うのは理論から出たのでなくして、個人の作物から出たのであって、その作物の大体を鷲攫みにして、そうしてもっとも顕著に見える特性だけを目懸けて名を下したまでであります。
元祖がすでにそうであるからして、継いで起るものの分類も、みんなこの格で何主義のもとに押し込められてしまう。
しかるに歴史に束縛されるとこの分類が旨く行かない。
なぜと云うと文学史で云う何々主義と云うのは理論から出たのでなくして、個人の作物から出たのであって、その作物の大体を鷲攫みにして、そうしてもっとも顕著に見える特性だけを目懸けて名を下したまでであります。
元祖がすでにそうであるからして、継いで起るものの分類も、みんなこの格で何主義のもとに押し込められてしまう。