夏目漱石 『それから』 尤も学校を出た時少々芸者買をし過ぎて、その尻を兄になすり付けた覚はある。 その時兄は叱るかと思いの外、そうか、困り者だな、親爺には内々で置けと云って嫂を通して、奇麗に借金を払ってくれた。 そうして代助には一口の小言も云わなかった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア