どうなることかと、達吉もいっしょになって、見ていました。
すると、その中の獰猛な一羽のからすが、ふいに父ばとに飛びかかって、とうとう巣から外へ引きずり出してしまいました。
待っていたとばかり、ほかのからすたちが、四方から寄ってたかって、哀れなはとを奪い合い、最後に血にまみれたはとを屋根の上へたたきつけて、たがいにくちばしでちぎりはじめたが、あっという間に、こうかつな一羽がその屍をさらってどこかへ飛び去ると、あわてて三羽、四羽、その後を追いかけていきました。
どうなることかと、達吉もいっしょになって、見ていました。
すると、その中の獰猛な一羽のからすが、ふいに父ばとに飛びかかって、とうとう巣から外へ引きずり出してしまいました。
待っていたとばかり、ほかのからすたちが、四方から寄ってたかって、哀れなはとを奪い合い、最後に血にまみれたはとを屋根の上へたたきつけて、たがいにくちばしでちぎりはじめたが、あっという間に、こうかつな一羽がその屍をさらってどこかへ飛び去ると、あわてて三羽、四羽、その後を追いかけていきました。