夏目漱石 『それから』 代助は今では、なまじい石などを抛げなければ可かったと思っている。 禅坊さんの所謂大疑現前などと云う境界は、代助のまだ踏み込んだ事のない未知国であった。 代助は、そう真率性急に万事を疑うには、あまりに利口に生れ過ぎた男であった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア