小川未明 『村へ帰った傷兵』 ほどなく、電車がきたので乗ったけれど、停留場で見送る、老人の顔が、いつまでも頭に残りました。 おりあしく、その電車は満員でした。 彼は、右手でしっかりと釣り革にぶら下がっていたが、あちらへおされ、こちらへおされしなければなりませんでした。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア