小川未明 『夕焼けがうすれて』 電車に乗って、腰を下ろすと、ひとり言をしました。 外は暗くなって、ただ町の燈火が星のように、きらきらしているばかりです。 彼は、いつも帰る時分に、晴れた空にくっきりと浮かび出た、国境の山々の姿を見るのが、なによりの楽しみだったのです。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア