小川未明 『夢のような昼と晩』 垣根のきわに植わっているみかんの木が、黒々として、夜風の渡るたび、月の光にちかちかと、葉がぬれるごとく見えました。 少年は、なんとなくもの足りなさを感じたとき、ぷんと鼻をうったにおいがあります。 「おや、お薬のかおりだ。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア