小川未明 『ある日の午後』 まだうす暗かった、暁の風は、灰色の雲を破って、東の方から夜はほの/″\と明けかゝっていた。 まだ道の上に人の通った気はいもしなかった。 天地は風の木を吹くより、寂々として音がなかった。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア