小川未明 『舞子より須磨へ』 全く、其等の船の影が闇の中に隠れた。 電燈は、膳の上の、鮮しい魚の肉を盛った皿に青く輝いた。 奈良、法隆寺と海の遠い処の、宿屋に泊って、半分腐れかゝった魚を食べさせられた自分は、舞子の一泊を忘れることが出来ない。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア