小川未明 『夕暮の窓より』 頭を上げて見るものは悠久に青い空の色である。 淋しく、西の空に沈んでゆく夕日に地平線の紅く色づく眺めである。 草の葉が無心に風に吹かれて飛んでゆく小鳥の影の、いつしか見えなくなる、其黒い点ばかりである。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア