小川未明 『波の如く去来す』 まして人間は忘却と云うものを有っている。 忘却は総てのものに……永久の苦しみも喜びも、その人の人生観を一変させるほどの失恋の苦悩でも……を、やはり時が経てば、昔のそれのようにさせない。 最愛の子を失うた親の悲しみも、月日が経てば忘れ得る。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア