私は、そのまゝ家に帰って苦しむ病人を見るに忍びず、木枯の吹く中を夜の十一時頃まで、閉った門の傍に立って友達の帰るのを待っていたことがあります。
こう書いているうちにも、いろ/\友達に、厄介をかけたり、また、親切にしてもらったりしたことが、思い出されます。
そのことについては、他日、その機を得て感謝する時があろうと思います。
私は、そのまゝ家に帰って苦しむ病人を見るに忍びず、木枯の吹く中を夜の十一時頃まで、閉った門の傍に立って友達の帰るのを待っていたことがあります。
こう書いているうちにも、いろ/\友達に、厄介をかけたり、また、親切にしてもらったりしたことが、思い出されます。
そのことについては、他日、その機を得て感謝する時があろうと思います。