夏目漱石 『それから』 代助は一寸砂利の上に立ち留ったが、すぐ左へ切れて勝手口の方へ廻った。 其所には格子の外に、ヘクターと云う英国産の大きな犬が、大きな口を革紐で縛られて臥ていた。 代助の足音を聞くや否や、ヘクターは毛の長い耳を振って、斑な顔を急に上げた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア