そのとき、沖の方から怖ろしい山のような大波が襲ってきたと思うと、もう少年の姿は、見えなくなって、波は、どこかへさらっていってしまったのでした。
このことを伝えきいた浜の人たちは、その子供をかわいそうに思わぬものはなかったのです。
ところが、それからというもの、月のいい晩には、かなしそうな笛の音が、沖の方から聞こえるという話でした。
そのとき、沖の方から怖ろしい山のような大波が襲ってきたと思うと、もう少年の姿は、見えなくなって、波は、どこかへさらっていってしまったのでした。
このことを伝えきいた浜の人たちは、その子供をかわいそうに思わぬものはなかったのです。
ところが、それからというもの、月のいい晩には、かなしそうな笛の音が、沖の方から聞こえるという話でした。