こうおっしゃったお父さんは、自分も子供の時分には、せみやとんぼのお友だちだった、そして彼らの生活からいろいろのことをおぼえたと、なつかしくお思いになったのであります。
お父さんは、正ちゃんをしかる気にはなれませんでした。
かえって、忘れてしまっていたせみやとんぼのすがたを、つくづくごらんになって、「こんなだったかなあ。
こうおっしゃったお父さんは、自分も子供の時分には、せみやとんぼのお友だちだった、そして彼らの生活からいろいろのことをおぼえたと、なつかしくお思いになったのであります。
お父さんは、正ちゃんをしかる気にはなれませんでした。
かえって、忘れてしまっていたせみやとんぼのすがたを、つくづくごらんになって、「こんなだったかなあ。