太郎さんは、こう思いながら、白いゆりの花にとまってみつを吸っているくろあげはを見守っていました。
ちょうは、すこしの不安もなく、さもたのしそうに、花にたわむれているごとく見えました。
そのうちに、十分、みつを吸ってしまったので、ひらひらと重そうに、翅をふって垣根を越えて、まぶしい、空のかなたへ、飛んでいってしまいました。
太郎さんは、こう思いながら、白いゆりの花にとまってみつを吸っているくろあげはを見守っていました。
ちょうは、すこしの不安もなく、さもたのしそうに、花にたわむれているごとく見えました。
そのうちに、十分、みつを吸ってしまったので、ひらひらと重そうに、翅をふって垣根を越えて、まぶしい、空のかなたへ、飛んでいってしまいました。