夏目漱石 『創作家の態度』 なお溯りますと――もうたくさんですか、しかしついでだから、もう一つ申しましょう。 私はこの年になるが、いまだかつて生れたような心持がした事がない。 しかし回顧して見るとたしかに某年某月の午の刻か、寅の時に、母の胎内から出産しているに違いない。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア