そのあたりには、もはや人影が見えなかったのであります。
ひとり、村をはなれて、山の小舎で寝起きをして、木をきり、炭をたいていた治助じいさんは自然をおそれる、街の人たちがなんとなくおかしかったのです。
同じ人間でありながら、なぜそんなに寒い風がこわいのか。
そのあたりには、もはや人影が見えなかったのであります。
ひとり、村をはなれて、山の小舎で寝起きをして、木をきり、炭をたいていた治助じいさんは自然をおそれる、街の人たちがなんとなくおかしかったのです。
同じ人間でありながら、なぜそんなに寒い風がこわいのか。