そして、命がけで取って薬を売って歩いて、一生を貧乏で送りました。
私も子供の時分から山々へ上がって、どこのがけにはなにがはえているとか、またどこの谷にはなんの草が、いつごろ花を咲いて、実を結ぶかということをよく知っていました。
親父は、薬売りは、人の命にかかる商売だから、めったなものを持ち歩くことはできない。
そして、命がけで取って薬を売って歩いて、一生を貧乏で送りました。
私も子供の時分から山々へ上がって、どこのがけにはなにがはえているとか、またどこの谷にはなんの草が、いつごろ花を咲いて、実を結ぶかということをよく知っていました。
親父は、薬売りは、人の命にかかる商売だから、めったなものを持ち歩くことはできない。