外は真っ暗で、ただ、ヒュウヒュウという、吹雪のすさぶ音がするばかりでした。
勇吉は、暗い野道を提燈の火を頼りに、町へ向かって、小さな足で、急ぎますと、冷たい雪が顔にかかり、またえりもとへ入り込みました。
けれど、彼は、ただ母親の身を案ずるので心がいっぱいであって、他のことはなにも感じなかったのであります。
外は真っ暗で、ただ、ヒュウヒュウという、吹雪のすさぶ音がするばかりでした。
勇吉は、暗い野道を提燈の火を頼りに、町へ向かって、小さな足で、急ぎますと、冷たい雪が顔にかかり、またえりもとへ入り込みました。
けれど、彼は、ただ母親の身を案ずるので心がいっぱいであって、他のことはなにも感じなかったのであります。