幾たびか、眠られぬままに、からだを動かしていたちょうはついに、月の光を浴びながら、どこへとなく、飛び去ってしまいました。
そしてふたたび、彼女の姿は地上に見られなくなりました。
うすく霜の降りた、ある寒い朝、からたちの枝の先のところにしがみついて、金色の日の光を、ありがたそうに待っている青虫がありました。
幾たびか、眠られぬままに、からだを動かしていたちょうはついに、月の光を浴びながら、どこへとなく、飛び去ってしまいました。
そしてふたたび、彼女の姿は地上に見られなくなりました。
うすく霜の降りた、ある寒い朝、からたちの枝の先のところにしがみついて、金色の日の光を、ありがたそうに待っている青虫がありました。