うすく霜の降りた、ある寒い朝、からたちの枝の先のところにしがみついて、金色の日の光を、ありがたそうに待っている青虫がありました。
いじらしくも、そのからだには、わずかに羽が生えかかっているのでした。
たまたまかたわらにあった家の窓から、顔を出して、これを見た主人は、傷ましそうに、
うすく霜の降りた、ある寒い朝、からたちの枝の先のところにしがみついて、金色の日の光を、ありがたそうに待っている青虫がありました。
いじらしくも、そのからだには、わずかに羽が生えかかっているのでした。
たまたまかたわらにあった家の窓から、顔を出して、これを見た主人は、傷ましそうに、