小川未明 『古いはさみ』 しかし、はさみは、もう年をとって、たいした役にはたちませんでした。 「切れない、はさみだなあ。 と、太郎さんが、かんしゃくを起こして畳の上へ投げ出しても、はさみは自分の切れないのをよく知っていましたから、がまんをして、あきらめていたのであります。 小川未明の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア