快活な若者は、荷物のひもをほぐして糸を造り、曲玉に通して、道化半分に、自分の頸にかけて歩きました。
そして、いつかその石のことなど忘れて、なにかほかの話に興がって、笑っていました。
ひとり、トム吉は、若者の頸にかかった曲玉が歩くたびに揺れるのを見たり、ダイヤモンドが長い間砂にうもれて、いくぶん曇っているけれど、みがけば、どんなにでも光るのだと思うと、そのほうに気をとられて、ぼんやりと、あいづちを打つだけで、いままでのように、話に実がはいりませんでした。
快活な若者は、荷物のひもをほぐして糸を造り、曲玉に通して、道化半分に、自分の頸にかけて歩きました。
そして、いつかその石のことなど忘れて、なにかほかの話に興がって、笑っていました。
ひとり、トム吉は、若者の頸にかかった曲玉が歩くたびに揺れるのを見たり、ダイヤモンドが長い間砂にうもれて、いくぶん曇っているけれど、みがけば、どんなにでも光るのだと思うと、そのほうに気をとられて、ぼんやりと、あいづちを打つだけで、いままでのように、話に実がはいりませんでした。