二人は、遠く歩いてきた道をかえり見ながら、岩の上に腰を下ろして休みました。
押し寄せる波が、足もとに砕けて、引き返しては、また押し寄せているのです。
トム吉にも、また、若者自身にも、おそらくわからなかったことであったろうが、若者は頸にかけた糸をいつのまにかはずして、人さし指にはめて、くるくるとまわしていました。
二人は、遠く歩いてきた道をかえり見ながら、岩の上に腰を下ろして休みました。
押し寄せる波が、足もとに砕けて、引き返しては、また押し寄せているのです。
トム吉にも、また、若者自身にも、おそらくわからなかったことであったろうが、若者は頸にかけた糸をいつのまにかはずして、人さし指にはめて、くるくるとまわしていました。